山根商店の歴史アーカイブ vol.②

業界先駆者としての功績②
山根清義(初代 株式会社山根商店 創業者)

とある業界の会合での山根清義氏(創業者)

山根清義(創業者は)次々と設備を投入し徹底した集中合理化で人手は90名→50名迄減少させたが、扱うトン数は30%以上と合理化進め、1968年には人手を4割減としたが、作業量は3割増に挙げることに成功した。

社内に対しては、社員が、営業先に行っても名刺をだしやすい会社にしないとという考えを実践し、そのためには、まず会社の規模を大きくしようと励んだ。待遇面としては、いち早く役付手当を明確化し、厚生面では全員食堂で昼食を取り、その代金を半分負担したり、残業なし手当という当時の業界では珍しい手当を導入しモチベーションを高めた。

一方、1972年には500t油圧シャーを導入、1974年には700t、更に1981年には1500tの油圧シャーを導入し、業界を驚かせた。山根清義には、厚生も大事だが作業施設改革に余念なくリサイクル業界の先を見据えていた。



次回へ続く

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