山根商店の歴史アーカイブ vol.⑧

皆様、以前にも引き続き山根商店の歴史を振り返るです。現在は3代目の山根卓也編が続いています。
業界的ももれなく、ITやAIが、日進月歩する中、時代の渦に飲み込まれようとしています。

その波にもまれながら、立ちとどまらず、プロのサーファーのように、楽しくあるいは豪快に波に乗っていきたいところです。
業界イメージの払拭・現場体制・法整備・労務関係・他業種との交流・ブレーンワーク・営業体制の見直し・設備の新調、諸々やることは一杯。こう見えても3代目はやることが多いのです。こんな時代だから、いやこういう時だからチャンス・ラッキーと3代目は思っているに違いありません。サーフィンのごとくスィスィ~と波を乗り越えてるはずです。きっと、多分(笑)

逆境を越えろ!~山根卓也、SDGsに魂を込めた「決断」~

「逆境に立ち向かう時、真のリーダーの姿が見える。これは、未来を賭けた男の、魂の記録である。」

常に決断そして即決。采配にいつも尽力する。それが創業者・先代から受け継いだヤマネイズム

大阪のスクラップ市況は、今、大きな岐路に立たされています。2024年問題による物流の課題、他府県からの同業者参入、そしてスクラップ発生量の減少 。業界全体が「生き残り」をかけた厳しい戦いを強いられる中、山根商店 代表取締役社長の山根卓也 は、この困難を乗り越えるための「決断」を下しました。

山根社長が語る、山根商店の強み。それは、まさに「決断力」に他なりません 。建物の大型解体案件のような、即座の判断が求められる局面でも、彼は迷うことなく即決することで、お客様からの厚い信頼を勝ち得てきました

カラフルな大型看板。業界のイメージを払拭する使命と楽しむパワー。この業界だからこそ挑戦

しかし、それだけでは足りなかった。彼は、リサイクル業界が持つ「暗い」「3K」といったイメージが、未来を閉ざしかねないことを痛感していました 。この現状を打破し、業界の地位を向上させるために、山根社長が次に見据えたのが、世界の潮流「SDGs(持続可能な開発目標)」でした 。

鉄スクラップのリサイクルは、カーボンニュートラルに大きく貢献する、まさにSDGsの根幹をなす事業 。山根社長は、この素晴らしい役割を、もっと多くの人に知ってもらいたいと強く願いました 。 「知ってもらえなければ選ばれない」 ――この言葉に、彼の切実な思いが込められています。

SDGs活動も楽しく。いろんな企業と協力してGOMI拾い合戦を企画~実践

社員一人ひとりが、自分の仕事が社会にとってSDGsの役割を担っているという誇りを持てるように 、山根社長は社員のSDGs関連の難関資格取得を全面的に支援 。ヤード内にはSDGsのパネルを設置し 、清掃が行き届いた清潔な環境 、そして女性社員の活躍推進 といった具体的な行動で、SDGsを体現しています。

大活躍の女性スタッフ。進んでSNSに企画参加でバズらせ広報の一翼を担う。(業界新聞に取材掲載で注目)

山根社長の情熱と「決断」が、山根商店を、そしてリサイクル業界の未来を、明るく照らしていく。次回、この「決断」から生まれた、人との「つながり」の物語をお届けします。


山根商店ってどんな会社? 4コマ漫画でサクッと紹介

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