企画力をもっと活かして!SNSを駆使するスーパー事務員さんたちとは?

当社のSNSがバズって来ている。理由は簡単。スーパー事務員さん達が企画力をもって当社のアピールをわかりやすく発信しているためである。独自の視点から発信するその切り口は、一般の方たちにも、よりわかりやすく社内外および業界の事を発信しているからだ。
今まで業界自体が自社や業界の事を取材だけに頼ってきており、なかなか世間に浸透するということが難しかったのだ。
 そこで彼女たちは、自らの探求心を活かし要点を世間目線に絞り、また独自の発想力をもって、自社の魅力を発信することにとどまらず、人材・設備や重機の紹介や機能を魅力たっぷりに発信している。企画には楽しいながらも毎回嗜好を凝らす努力も怠らない。今では5,400人以上のフォロワーが山根商店を支え見守っている。

山根商店のインスタ アップするごとに精度が上がり次は何を発信するかを考えるのがあっという間!

3月16日の鉄鋼新聞5面を大きく飾る

2023年3月16日鉄鋼新聞の5面を飾った彼女たちは、これからもSNSを駆使し発信を止めることはない。

自社の認知度向上・業界や当社のみならず、社会とのコミュニケーションとして活用している。
どんどんフォローしてもらえば、山根商店と私たちのヤル気につながります。

鉄鋼新聞の記事内容はコチラ

鉄スクラップ業の山根商店(本社・大阪府堺市、社長・山根卓也氏)では、インスタグラムやTikTokで認知度向上や業界PRを積極的に行っている。SNSは山根社長だけではなく、村松千尋さんんと高原萌さんの女性事務員が活躍している。SNSを運用する村松さんと高原さんに聞いた。
2人とも事務員の募集を見て2022年3月に入社したと聞いている。



・村松さん
「堺市に引っ越してきた際に近場で事務職を探していた。山根商店のホームページがおしゃれだったことやSNSを見てアットホームな雰囲気を感じ入社した」
・高原さん
「求人情報からホームページを見るとおしゃれで、またSNSを見ると明るい会社だと思い入社を決めました。頭髪やネイルが自由だったことも良かった」

鉄スクラップ業界についての知見がなく、スタートした
・高原さん
「鉄スクラップはリサイクル資源というざっくりしたイメージしかなく、具体的な品種や工場内設備などは知らなかった。入社当初はギロチン加工などの大きな音に毎回驚いていた」
・村松さん
「鉄スクラップにはたくさんの種類があることに驚いた。そして『20㌧』などこれまで自分の人生で口にしたことのない重さを見て圧倒された。トラックにも種類があることも知らなかった」
・高原さん
「知見がない中で1から先輩事務員の方々に鉄スクラップや事務作業を教えてもらった。ホームページやSNSで見た通り社内の雰囲気は良く、皆さんが丁寧に教えてくださり少しずつ業務や鉄スクラップのことを知っていった。日々勉強している。
・村松さん
「現場作業員の方々にお願いして、ヘビーやダライ粉などをそれぞれ分けてビンに入れ、重さや形状の違いを勉強させてもらった。毎回分からないことは積極的に聞いており、優しく教えていただいている。少しずつ理解度は深まっていると思う」

現在の業務内容について
・高原さん
「私たち2人は請求書の作成や発行、トラック入荷時の計量など一般的な事務作業を担当している。それに加えてSNSも担当している」

2人のSNSの投稿は非常にユニーク。SNSを手掛けるきっかけとは
・村松さん
「もともと山根社長1人でSNSに写真や動画などを投稿していた。認知度をより一段と向上させるために、SNSができる事務職を探しており、私たちを採用したと聞いている」
・高原さん
「一般事務業務とは別に、2人の出勤日が合った時にSNS投稿に伴う撮影や編集などの作業を1日1時間程度いただいている。2人でアイデアを出し合い、また山根社長と相談しながら毎回2~3種類の投稿内容をかんがえている」

SNS投稿で気を付けていることは
・村松さん
「おちゃらけているように感じる投稿もあるかもしれないが、安全第一のもと、鉄スクラップを身近に感じてもらうことや当社を知ってもらうためのフランクな動画や写真の投稿に努めている。工場内に入る際は現場の方に1人付き添っていただき、安全な場所で鉄スクラップの魅力を伝えている」
・高原さん
「知識がまだまだ浅いため、投稿前に鉄スクラップや重機の種類などを営業や現場の方にチェックしていただき、1人でも多くの人に見てもらえるように毎回工夫を凝らしている」
SNS投稿の効果とは
・高原さん
「これまで社内の方や取引先の方と関わってきて、気さくな人が多く『インスタを見たよ』と声もかけてくださる回数が増えている」
・村松さん
「SNSを通した交流から新規顧客となった企業もあり、当社の認知度向上につながっている」

認知度を高めるため今後もSNSは定期的に更新していく
・村松さん
「今後は季節の行事(クリスマスなど)に伴う企画を考えたい。SNSだけでなく事務所内でも行事に沿った内容の飾り付けを行っている。その内容もSNSで投稿することで社内をさらに明るくするとともに取引先を含めた社外の方が訪問するきっかけとなってほしい」
・高原さん
「現在のインスタのフォロワー数は約5400人。和気あいあいとした内容や鉄スクラップの魅力など投稿するコンテンツを充実させたい。登録者数増につながるコツは分からないが、将来的にはフォロワー1万人を目指したい。そのほか、インスタでは私たち2人のアカウントもある。会社の裏側も発信していきたい」

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